突然ですが、あなたは片付けが得意ですか? 近年片付け本や「断捨離」という言葉が流行するほど、片付けができない人が増えています。また、片付けがブームにもなっています。 しかし、いくら本を読んでも片付けられない人もいますよね。
目次
部屋が片付かない人の5つの特徴
部屋が片付かない人にはいくつか共通する特徴があります。以下に、片付けられない人の特徴をまとめてみました。
1.物を捨てられない
なんと言っても1番多いのは、この理由でしょう。「まだ使える」や「いつか使うかも」という気持ちから、物を処分できないタイプの人です。
クローゼットに直近でいつ着たのかすらわからない洋服や、サイズが合わない洋服が入っていませんか? 聞かなくなったCDや読まない雑誌が山積みになっていませんか? もらったけど使わない物でも、そのまま放ったらかしにしていませんか?
さらに酷い場合には、ゴミが捨てられなくて空き缶がゴミ箱に溢れていたりしませんか? ゴミ捨てが面倒になり、どんどん溜まっていくとそのまま汚部屋になってしまうかもしれません。
2.買い溜めをするクセがある
ストレス解消法が買い物の人や、散らかっていて持っている物の把握ができていない人も、どんどん散らかっていく傾向にあります。隙間時間にスマホでショッピングサイトをチェックしたり、便利と聞くと欲しくなるタイプの人は要注意です。
また、何かをコレクションしている人は、どんどん増えていき、物が溢れやすいでしょう。
3.散らかっている自覚がない
他の人から見るとびっくりするくらい散らかっているのに、その状態が普通になっていて気にならない人もいます。また、散らかっている方が落ち着くとか、便利だと思っている人もいます。
もし自分の部屋が散らかっているかわからなくなってしまったら、友達を呼んでみればいいのです。客観的な目で見てもらって判断してもらうのが大切です。写真に撮って見せても良いですし、SNSを利用する方法もあります。
4.後回しにするクセがある
都合のよい言い訳をして、面倒なことを後回しにするクセがある人は、部屋が散らかっている可能性が高くなります。
例えば子どもの時夏休みの宿題はギリギリまでしなかった経験や、メールの返信を後回しにして忘れてしまった経験はありませんか?
ご飯を食べた後の片付けを次の日までやらない、ゴミ捨てをゴミが溢れるまでしない等、とにかくなんでもギリギリでやり過ごしてきた人です。今まではやり過ごしてきたかもしれませんが、散らかっている状況は後回しにしてもさほど困らないため、どんどん先延ばしになってしまいます。
そしてそのまま散らかった部屋に慣れていってしまうか、どこから手をつければいいかわからなくなってしまうのです。
5.自分以外、部屋に誰も来ない
一人暮らしだと、1Kのような狭いアパートやマンションに住むことが多いと思います。すると、仮に自分の部屋をどんなに綺麗にしていたとしても、人によってはこういった狭い部屋に、友達や彼氏・彼女を呼ぶには気が引けてしまいますよね。 人というのは、他人の目がないと、どんどん怠慢になっていくものです。
「誰も来ない部屋だから、この辺は散らかっていてもいいや・・」という考え方が広がっていくと、徐々に部屋全体に広がっていってしまいます。
散らかっているデメリットは?
散らかっていることに困っていないと思っているかもしれませんが、実はあなたの気がつかないところでたくさんのデメリットがあることを知ってください。
物が溢れて何がどこにあるかわからない人は、物を探す時間を無駄にしています。また、見つからずに再度購入してしまい、後から見つかってお金が無駄になることもあります。
ゴミが溢れている人は、衛生的によくありません。ゴキブリやコバエがわくこともあります。ダニやほこりはアレルギーの原因にもなります。気がつかないうちに臭いが発生し、家中に蔓延しているかもしれません。 蔓延した臭いは洋服や持ち物につき、周囲の人にも迷惑をかけている可能性もあります。
一人暮らしの人が片付けるためのシンプルな方法
片付けられない特徴やデメリットがわかったら、片付けるための簡単な方法があります。
それはまず、片付けがいい加減になってしまいがちな一人暮らしだからこそ言えるのですが、適度な緊張感を保つ為にも、他人の目を入れることです。仲の良い友人や、親・彼氏・彼女でも構いません。自分の部屋に定期的に人を招待することで、「部屋を綺麗にしておかなくては・・」という心理が働き、嫌でも部屋を片付けます。
次に、極論ですが「物を買わないこと」です。物を買うから部屋に物が増えるのです。極力物を買わずに、今ある物で過ごしてみてください。使い切ったり、ぼろぼろになった時に捨てて、はじめて新しい物を買うようにしましょう。
それから「物を処分すること」です。捨てるのがもったいないと感じる人は、買い取ってもらうことも視野に入れて考えましょう。使ってない洋服や聞いてないCDは意外と高く売れることがあります。近所に不用品買取のショップがなくても大丈夫です。箱に詰めて送るだけで買い取ってくれるショップも多く、箱も伝票も用意してくれる場合もあります。片付けられてお金も手に入ると思えば、一石二鳥で嬉しいですよね!
それでもどうしても処分できない人は、「片付け場所を増やす」という方法もあります。新しい収納棚を置くスペースがあれば、買い足すのも1つの方法です。トランクルームを借りるという選択肢もあります。近年トランクルームも人気で、どんどん増えています。ネットで検索すると、すぐ見つけられるはずですよ。
それからもっと広い部屋に引越すのも良いでしょう。コレクションルームを手に入れるのは、ちょっとした夢でもありますよね。それが叶うのならぜひ叶えてみてください。
まとめ
部屋が片付かない人は、腰が重くなかなか始められないのも問題です。「捨てなければいけない」とか、「片付けなければいけない」という気持ちが、余計に片付けを遠ざけることもあります。
まずはそのハードルを下げられる、あなたがやりやすい方法で始めることをお勧めします。