あなたは、引っ越しで必ず使う物というと何を想像しますか? 荷物をまとめる時に必要不可欠なのは・・・そう、ダンボールです!!
しかしこのダンボール、事前にどのくらい用意すればいいのか分からないという人も多いでしょう。
さて、今回は引っ越しで使うダンボール事情と、単身で用意する場合の目安等をご紹介したいと思います。たかだか段ボールと侮るなかれ。
目次
引っ越しの時の単身者の悩み~①必要な箱数が分からない~
引越しなどで荷物を詰める際に、ほとんどの人は段ボールを利用するでしょう。しかし、引っ越しを単身者が一人でする場合に、直面する問題が一つあります。
それは、どれくらいの段ボールの個数を用意しておくと困らないのか、ということです。
単身者の引越しに必要な段ボールの数は?!
例えば、家族で引越しをする場合は、荷物も多いので、引越し業者に丸投げして、段ボールの数のことを考えることは少ないでしょう。また、引っ越しの経験者ならば、単身であっても、引越しを何度か経験していると自分の荷物がどのくらいになるのか把握しているので、大体の予想がつくでしょう。
しかし、初めての引越しの人の場合はいかがでしょうか?
一体自分の荷物が1箱にどのくらい入るのか、また何箱必要になってくるのか、想像することが難しいですよね。安全策としては、とりあえず多めに買っておくということができますが、余ってしまったらかえって邪魔になります。
また、ダンボールを買う場合の費用を少なくし節約したいと思う人もいるかもしれません。そうなると、事前にどのくらいの個数が必要なのか知っておくと便利ですよね。
そこで、単身者が引っ越しをする場合に、一般的に使用される段ボールの個数をご紹介しましょう。
一般的な単身者の引越しの目安として、1回の引っ越しで段ボール10~15箱くらいと言われています。(※段ボールサイズ120サイズを利用した場合)
この数は多いのか、少ないのか、ピンとこない人もいるでしょう。比較する一例として、2人暮らしの場合を想定すると、必要な箱数は20~30箱くらいと、1人よりも倍以上必要なことが分かりますよね。
上記の通り、一人暮らしの引越しの目安の箱数は、使用する段ボールサイズにもよりますが、大体この数になると知っておきましょう。
もちろん、仕事や趣味の関係で、これ以上の箱数以上になってしまう人もいます。その場合は、一般的にかかる単身者引越し費用よりも、少し高くなってくることを覚えておいて下さい。
そのため、引越しでかかる費用をなるべく安くしたいという希望がある人は、荷物を早めに減らすことが引っ越し代節約の一番の近道になります。
荷物を減らす事自体は自分ですぐにでもできる方法ですが、いざ引越し直前になると、思いの外バタバタして、とても整理する時間はなくなるものです。一気にやるよりも、早めに取り掛かっていくことがポイントになるでしょう。
本当にその数の段ボールが必要か?
上記項目では、必要段ボール数について述べましたが、実際に自分の荷物と、一般的な単身者の引越しの荷物量と照らし合わせて考えたいという場合もありますよね。
このような人の場合は、実際に業者さんに見てもらって、必要な箱数の目安を判断してもらうことができます。経験のあるプロに見てもらうことになりますので、正確な情報を手に入れることができるでしょう。
あまり箱や費用の面で無駄を出したくないという人は、実際に見てもらうと適正な箱数が把握できますので良いかもしれません。時間にゆとりがある場合は、訪問して判断してもらうのも1つの方法ですね。
場合によっては、自分一人で引越しをするより業者さんにお願いする方が、結果的に引っ越し代が安くなるケースもあります。自分一人で判断できない場合は、是非引越しのプロに相談しましょう。
引っ越しの時の単身者の悩み~②ダンボールの確保はどうするの?~
さて、大体の段ボール数の目安が分かったところで、次に問題になるのは、どこで必要な箱数を確保するのかになります。
これまで引っ越しを経験してきた方々は、段ボールをどこで手に入れてきたのかご存知でしょうか? ここでは、一番手っ取り早く簡単な3つの方法をご紹介していきましょう。
引越し業者さんに直接頼んで貰う
まず手短な方法として1つ目の方法は、引越しを依頼した業者さんから段ボールを直接購入するか、または業者さんから直接貰うという方法があります。
引っ越しの全ての相談を請け負っている業者さんですので、当然ですが単身だけではなく、様々な方に向けてダンボールを取り扱っています。段ボール自体は常時用意してはいますが、実は業者さんごとに取り扱いが違っていますので注意しましょう。
例えば、引越し契約をした人には無料でダンボールを提供するという、お得なサービスを行っている業者さんもあるからです。
また同じ業者であっても、引越しのプランによっては、段ボールを別途購入するケースもあります。その場合は、段ボールの数が増えるごとにお金はかかりますので、無料で段ボールを提供してもらえるプランがあれば、多少でも出費を抑えることができますよね。そのため、人によっては業者から無料で段ボールを提供されるのかどうかが、重要な部分になることもあるでしょう。
補足ですが、サービスの内容や対象となる箱数に限りがあることもありますので、事前に確認しておく必要があります。全ての業者さんで対応している訳ではありませんので、気になる人は相談の段階で構いませんから聞いておくと良いですね。
ホームセンター等に行き自分で購入する
2つ目の方法としては、ホームセンターへ行き、自分で購入することです。
近くにそのようなお店がない場合は、ネットで注文する形でも構いません。引越しまでに、あまり時間がない人は、ネットで注文しておいた方が手間がかからないでしょう。
必要な箱数によって値段は変わりますが、ホームセンター等の中には、引っ越し用のセットとして段ボールが販売されていることがあります。ある程度の数と大きさが揃っているならば、こちらを購入した方がお得ですよね。
例えば、引っ越し用のセットの単身者用は5000~6000円くらいになりますので、大きさを選びつつ別購入するよりは購入しやすいでしょう。
また、店舗によっては、このような引っ越し向けの単身用セットを用意していることがありますので、大きさ等で困ることはありませんよね。
このように、自分で探しに行くというのも、1つの方法になるでしょう。
無料のダンボールを探して貰ってくる
最後にご紹介する方法は、無料でダンボールが貰える場所(スーパーやドラッグストアなど)を探し、それを貰ってくるという方法です。
あなたは、スーパーで買った商品を持って帰る際に利用できるダンボールがあることをご存知ですか? 商品を入れていた段ボール箱を、私たちが2次的に利用しても良いように置かれている店舗があり、それらは無料で持って帰ることができるのです。
そのため、上手く必要な分の段ボールを調達できると、段ボール箱代がタダになると言っても過言ではありません。節約をとことん突き詰めて、費用を削りたいという人は、一度探してみて下さい。
ただし、注意点としては、一度利用された箱になりますので、強度が弱かったり、大きさがまばらであったりすることがほとんどです。狙った大きさの箱がない、補強をしっかりしないと壊れやすいということも十分にあり得るでしょう。このような点があっても、あまり気にしないというならば、検討してみても良いかもしれません。
また、スーパーやホームセンター等の店舗によっては、段ボールの持ち帰りを禁止しているところもありますので、全ての店舗で対応していないことを知っておいて下さいね。
以上のように、引っ越しで必要な段ボール箱を調達する方法はいくつかあり、これらを参考にして単身用の目安の個数を集めていくことができます。
とにかく節約したい人は、無料で貰える場所を探して貰いに行くと良いでしょう。一方で、しっかりとした強度が欲しい、新品が良いと考える人は、業者さんに依頼するか、ホームセンターなどで自分で購入する方法がベストでしょう。
予想よりも荷物が多くなってしまった場合は?
引っ越し経験者にとってはあるかもしれませんが、引越しの前日など、直前になって段ボール箱が足りなくなったというケースがあります。
このような場合は、段ボールをホームセンターや業者から必要枚数スポットで購入していくしかありません。
したがって、多忙な引越し時にこのようにならない為にも、段ボールの準備は予め必要な数よりも3個以上多めに準備しておくとよいでしょう。早いうちに多めに調達しておけば、引越し直前でも、落ち着いて作業することができるでしょう。
まとめ
今回は、引っ越しで使うダンボールを単身で用意する場合の事情についてご紹介しました。
下記に、引越し時の必要になる段ボールについてまとめましたので、参考にしてください。
・引越し業者に荷物を見てもらった方が必要になる段ボールを正確に把握してもらえる
・段ボール入手先は、①業者から貰う②ホームセンターで購入③スーパーから貰う
単身の場合にも必要な箱数の目安がありますが、業者さんに見てもらい判断してもらう方が正確です。購入する場合もあれば、無料で貰えることもありますので、事前に業者さんのサービスに関して確認しておきましょう。
なるべく箱数を減らしたい場合は、日頃から生活に必要な物を厳選しておくと、いざという時に楽になるかもしれません。