これから引っ越しをするとしたら、あなたは何の準備から始めていきますか?意外にもやることは沢山ありますので、焦ってしまう人もいますよね。中には、何から手を付けて良いのか分からないという人もいるかもしれません。
今回は、引っ越しをする上で重要な、順序立てて準備をする大切さについてご説明します。
目次
引っ越しに必要な物事の準備はリストアップから
あなたは、引っ越しをしようと考えた際に何から手を付けていきますか?
漠然と引っ越ししようという気持ちがあっても、行動しなければ実現できませんよね。特に一人だと必要なことをすべてやらなければならないので、時間が足りないという人もいるでしょう。
相談できる人がいると頼れますが、身近にそのような人がいない場合だと分からないことがあった時に大変ですよね。
今回の記事では、引っ越しにおいて最低限、大切となる準備は何かについてご説明したいと思います。これからの時期に、引っ越しを考えているという人は、是非参考にしてみて下さい。
①やるべきことをリストアップしていこう
まずは、これからみなさんが何をすべきが、必要な行動を明確にする必要があります。考えたことや聞いたこと、調べたことを忘れてしまうと、また調べ直しになってしまい二度手間になってしまいますよね。それを防ぐためにも、引っ越しに必要なことを全部リストアップして書き出していきましょう。
具体的には、やることリストをメモ用紙でなくとも、パソコンやスマホのメモ帳アプリ、またはTodoリストのアプリなどに打ち込んでいく形でも構いません。
引っ越しに向けて、何をすべきか、何を必要なのかを知ることは、大切な準備の1つになります。そして、明確にすることで、今何をしているのかが分かり、次の行動にも移りやすいですよね。
引っ越しは、場面において複数の準備を同時にしていく必要がある時があります。沢山やることがあると、何をやればいいのか混乱してしまいますが、明確にしてあると見ただけで分かりますよね。分かり易くすることは、引っ越しに関わる準備の時間短縮にも繋がりますので、あなたにとって大きなメリットになるでしょう。
特に、初めての一人暮らしの引っ越しの方の場合に多いケースですが、自分は荷物は少ないからと、荷物をまとめる時間を1日あれば十分だと甘く見積もっていると、いざ引っ越し間際に、時間が足りなくなり大変なことになります。
あくまで見本ですが、一人暮らしの荷物でも下記のリストにあげたように、思いの外たくさんあります。
筆者は、これまで何度も引っ越しの経験があるので参考にしていただきたいのですが、上記のように段ボールに番号を書き、何番の段ボールに何が入っているかを簡単に書いておくと、引越し先で荷物を広げる際に役立つでしょう。
また、下記リストのように、家電や大型家具に関しても、引っ越しの際に、予め自分で運ぶのか、または業者さんにお願いするのかをメモしておくとよいでしょう。
少しでもゆとりのある時間ができると、新生活に向けての心の余裕が生まれ、自由な時間を確保しやすくなります。そのため、引っ越しの作業でのストレスが少なくなり、ゆとりをもって準備に臨むことができると言えるでしょう。
②役所に関わる書類の手続きは期限付きでリストを作ろう
次にご紹介するのは、引っ越し経験者が一番面倒だと感じている、住民票の異動などの役所に関わる手続きに関することを紹介します。
多くの方は、何か大きな用事がないと役所にはいかないというケースが多いのではないでしょうか。あまり役所には馴染みがないという人が多く、また手続きの待ち時間も長いことから、どうしても役所の手続きは後回しになりがちですよね。
役所には様々な用事で訪問する人がいますが、春先の役所訪問で最も多い理由は、引っ越しに関わる準備(住民票の異動)になります。
実は住民票の異動というのは、役所では1年を通して多いのですが、その中でも春先、とりわけ2月後半から4月までの間は特に多いので、この期間に引っ越しの予定がある方は、役所は混雑することを覚えておき、事前に時間に余裕をもって行けるように準備しておきましょう。
また、住所の変更等で行く際に、手続きで分からないことがある場合は、お住まいの地域の市役所や町役場などの職員の方に相談してみましょう。
さて、ここでポイントになるのは、役所に関わる手続きには期限が設けられていることです。
例えば、住民票の異動の場合ですと、引っ越しをする日の前後14日間の間に転出届を、また転入届は、引っ越してから14日以内に引越し先の役所に提出することと決まっております。
引っ越しの前後は忙しいから、役所の届け出は14日間もあるし、後でもいいやと思ってつい先延ばしにしがちです。しかし、転出届など引っ越し前に手続きを行っておかないと、特に遠方への引っ越しの場合、前のお住まいの役所へまた戻らなくてはいけないなど、後々大変なことになるケースも十分にあり得ますので、注意しておきましょう。
不安な人は、お住まいの役所のホームページに記載されていますので、事前に目を通しておくと良いですね。手続きの中にはなるべく早めにという形で、期限が厳密に決められていないものもありますが、1つ放置してしまうと他の手続きも放置してしまいがちです。
だらだらとしてしまうよりは、引っ越し前後に時間を作って行った方が楽ですよね。従って、変更が必要となる手続きを、期限がある場合は一緒にリストアップしてあげましょう。そうすると、忘れることもないですし、1回行った際にできる手続きを纏めて行えるので、何回も役所に来る必要がなくなります。
面倒だと考える人には、手続きが何らかの事情から1回で終わらず、何回も行くことになったという経験があったという人が多いのです。
あなたも、引越し作業で忙しい中、何回も役所に行かなかればならないのは大変ですよね。効率よく動くためにも、リストアップすることは大切だと言えるでしょう。
住まいに関する引っ越しで大切な準備とは何か?
ここでは、現在と新しい住まいに関わることをご紹介したいと思います。
当たり前のことですが、家は私たちにとって、生きる上でとても大切な場所ですよね。従って、引っ越しにおいて一番大切なのは、みなさんに合った住む場所を見つけるということになるでしょう。
①現在の住まいを退去する場合にやっておくこと
さて、引っ越しを考え始めている人の多くは、目ぼしい住まいは見つけているということが多いですよね。そうなると、住まいを決めた後の動きが大切になります。
引っ越しで最初にすべきことは、新しい住まいの契約をすることですが、それと同時に決まり次第、現在の住まいから退去する準備をしていきます。それでは、退去をする際は、一般的にどれくらい前に申告をすると良いのでしょうか?
一例として、賃貸の場合は、退去する予定の1か月前に不動産屋さんに連絡すると良いと言われています。
住まいの契約書によって、事前に申告する期間は違っていることがありますので、ご自身の契約書を確認しておきましょう。なぜなら、直前に連絡をもらっても、手続きが間に合わなかったり、次の入居者探しの準備が間に合わなくなってしまったりする可能性があるからです。
現在の住まいに長く住んでいて、良い関係を築いていても、最後に問題を起こしてしまうとあまり気分も良くないですよね。お互いに気持ちよく手続きを終えるためにも、申告の期間を守ることはとても大切なことです。中には、解約料がかかることもありますので、費用の面はしっかり確認しておきましょう。
②新しい住まいに向けて事前にできること
次は、引っ越しした後に、新しい住まいで生活する際に準備することになります。作業がスムーズにできるようにするためにも、事前にできることはしっかりとやっておきましょう。
まずは、新居の間取りやドアの大きさ等を確認しておくことで、これは、業者さんに物を運んでもらう時に重要になります。業者さんはプロではありますが、事前に家の大きさや周囲の状況を知っておかないと、安全に作業はできませんよね。例えば、大きな家具を運ぶ際も、運ぶルートや入り口の大きさによって運び方を変えて上手く運んでくれるでしょう。
このように、運ぶ場所の環境や、家具を置く場所を予め決めておくと、作業がやりやすくなります。
あなたも、引っ越し業者さんの立場になって考えてみて下さい。予め引っ越しの情報があるのとないのでは、事前の準備や作業のしやすさが違ってきますよね。
さらに、家具以外にも、生活用品が入っている段ボールの置き場所を考えておくことも大切です。目についたところに荷物を置いたままにしてしまうと、後で生活するスペースがないということにもなり兼ねません。
また、引っ越しの際に持っていく荷物も、必要な物とそうでない物とに分類し、準備しておきましょう。特に粗大ごみの場合は、回収に時間がかかることがありますので、早めに連絡して余裕を持っておくと良いですね。
小さなことかもしれませんが、実際にやっておくとスムーズにできたという声が多いので、みなさんもやってみて下さい。
まとめ
今回は、引っ越しするにあたり、順序付けて準備する大切さをご説明しました。
まずは、必要となる行動を明確になるために、やるべきことをリストアップしていきます。また、住まいが決まった場合は、退去の手続きや荷造り等の他に、新しい住まいの状況を確認しておきましょう。
業者さんと早めに連絡を取っておくと、時間にゆとりをもって様々な相談ができますので、早めの行動が大切になると言えますね。