面倒な引っ越し手続きはコレで解決!~引っ越し手続きの5つのポイント~

リビアロ-引越し手続き

あなたは、引っ越しで大事な事は何だと思いますか? そのひとつに、引っ越し前後で必要になる細かい手続きが挙げられますが、これを面倒だと感じる人はとても多いですよね。

しかし、あるポイントを押さえると、スムーズに進行する事ができます。今回は、引っ越しの際に困らない手続きのポイントについて、ご紹介しましょう。

目次

引っ越しにおけるポイントは、手続きのタイミングを押さえること

引っ越しをするにあたり、誰もが面倒だと感じる各手続きですが、実はあるポイントを押さえると、とても分かり易くなるのです。
引っ越しの経験者も、そうでない方も、これを機に知っておきたいですよね。

実は、引っ越しをスムーズに進めるためには、必要な手続きがどのタイミングになるのかを押さえておくことが重要になります。

例えば、引っ越しをする前にやっておくべきことなのか、後でも問題ないのかということをはっきりさせるだけでも、引っ越しの準備に違いが出てきますよね。
引っ越しでは荷造り等、やることは沢山ありますので、すべてをこなそうとすると大変です。
そのため、引っ越しに必要な手続きは、いつ、何をすべきなのかを明確にすることが、効率化の近道になるでしょう。

また、最近では、みなさんが直接手続きをしに出向かなくとも、インターネットで手続きが行える場合があります。
インターネットを利用できると、好きな時間に手続きができるようになるので、負担も少なくなりますよね。
事前に、どのような方法で手続きするのかも調べておき、簡略化できる場合は活用していきましょう。

このように、面倒な手続きを分かり易くするためには、引っ越しのどのタイミングで行うのか、簡略化できる方法があるかどうかが、考え方のポイントになります。
次の項目では、ほとんどの人が面倒だと感じる手続きについてのポイントを、ご説明しましょう。

引っ越しをする上で忘れられない手続き~5つのポイントは?~

ここでは、引っ越しをするにあたり面倒だと感じる人が多い、手続きのポイントについて、ご説明したいと思います。

①引っ越し業者の比較をする場合は早めに行う

一般的に、引っ越しを業者に依頼する場合は、忙しい時期や日程の関係があるため、早めに連絡をしておくことが大切だと言われますよね。
そのため、相談の形であっても、引っ越しをすると決めたあたりから、連絡は取っておいて良いかもしれません。

中には、費用の面から、なるべくお得な業者さんに依頼したいという人もいると思います。
このような場合は、比較する時間が必要になりますので、希望している業者さん達に見積もりの相談をしていきましょう。
比較する時間がなくなると、選択肢の幅も狭まってきてしまいますので、ゆとりをもって考えることが難しくなってしまいますよね。

②ライフライン関係の手続きは忘れずにしよう

引っ越しをする場合は、現在利用しているライフライン、水道や電気等の利用を停止する手続きが必要です。
意外とギリギリになっても大丈夫と思いがちの項目ですが、連絡の目安としては、引っ越し予定日から算出して遅くとも1週間前には連絡をしておきましょう。引越しに伴うライフラインの停止の連絡の目安は以下の通りです。

引越しに伴うライフライン停止の連絡の目安
◆電気・ガス・水道は、停止予定日の1週間前に連絡が目安

◆電話・ネット回線は、停止予定日の2週間以上前に連絡がオススメ

特に、引っ越しによるライフラインの停止の手続きは、各会社の職員さんとの立ち合いでの確認が必要な事がありますので、日程以外にも時間調整に注意をして下さい。

さて、引っ越す前のライフライン停止の手続きは、早いに越したことはありませんが、停止の工事(タイミング)が早過ぎると困ることがあります。

例えば、『水道』を引越し日の2~3日前に停めてしまうと、荷物を運び出した後の、各部屋の掃除や、トイレ・お風呂などで困ってしまうかもしれません。
また、『電気』も早めに止めてしまうと、引越し前夜は、真っ暗な部屋の中で寝ることになるかもしれません。引越し時期が真夏や真冬だと、エアコンも使えまえません。更に、退去時の掃除でも、掃除機をかけられず困ることがあるかもしれません。
退居前住居の水道や電気は、引越し前日か、できば当日までは使えるようにしておきましょう。

逆に、電話やネット回線は、早めに停止しても、今はスマートフォンや携帯電話があるので、さほど困ることはないでしょう。
更に付け加えれば、特に春先などは引越しシーズンの為、NTT回線業者の工事が混み合うケースが多く、場合によっては引越し当日に工事に来られないことあります。こういったことを避ける為にも、余裕をもって、電話・ネット回線の停止工事は、早めにしておいた方が良いかもしれません。目安としてNTT停止の工事は、引越し日の3日前~遅くとも、前日までには終わらせましょう。

以下に、ライフラインの停止工事の目安をまとめておきましたので、参考にしてください。

引越しによるライフライン停止工事の目安
◆水道 (引越し日の前日及び当日)

◆電気 (引越し日の前日及び当日)

◆ガス (引越し日の前日)

◆電話 (引越し日の3日前~前日)

◆インターネット (引越し日の3日前~前日)

また、新居におけるライフライン開始の手続きの時期も同様になります。
ライフラインの手続きを忘れてしまうと、新居での生活が難しくなってしまい、生活が困難になることが予想できますよね。
一番生活に関わる部分になりますので、連絡し忘れがないようにしましょう。

③転居届等の提出には期限がある場合がある

引っ越しをすると、あなたの住む場所が変わりますので、基本的には住所の変更をすることになります。
手続きは市役所で行いますが、転入、転出のどちらの場合も2週間以内に手続きが必要になるのはご存知でしょうか?
公的な書類になりますので、2週間あると思ってのんびりせずに、忘れないうちに手続きしておきましょう。

注意点は日数の他に、どの範囲で移動したのか(同市区町村内での引っ越しか、他県や他の市町村への引っ越しか)によって、提出する書類が変わることです。
不安な時は役所の職員さんに聞いて、書類を発行してもらうと良いですね。

ちょっとした部分ですが、手続きにおいてとても大切なことなので、あなたも覚えておきましょう。

また、運転免許や自動車に関する手続きは、役所ではなく、各地の免許センターや警察署、運輸支局で行うことになります。
日頃、車を利用している人は、絶対に忘れないようにしたいところです。
手続きの場所が先程とは違いますので、移動の際は、場所を確認していくと良いですね。

④役所に提出するだけでOKになるものとは?

③の項目と関連しますが、実は転入・転出届を出しただけで、細かな手続きが不要になることがあります。
手続きが面倒だと感じる人の多くは、何か不足があった場合、何回も市役所に行かなければならないという事情がありますよね。確かに、仕事や学業の合間を縫って何回も手続きしに行くことは大変ですし、手間がかかるでしょう。

例えば、転出届の手続きをすると、同時に印鑑登録の廃止をしたことになります。従って、別個に印鑑関係の手続きをする必要が無くなって、時間短縮に繋がるでしょう。このように全てではありませんが、手続きごとに一緒に替えることができる内容があると便利ですよね。

特に春先は、みなさんと同じように引っ越しをして、手続きに来ている人が多くなりますよね。同時に、混雑していて順番が回ってこないというように、時間がかかることもあるでしょう。
なるべく、短期間で手続きをしてしまいたいという人は、ちょっとした部分ですが、このような仕組みがあることを覚えておいて下さい。

④粗大ごみの手続きは計画的に行おう

多くの人が意外にも困りがちなのが、不用品等のごみについてです。
例えば、家電に関しては、家電リサイクル法によって、処分の方法が細かく決められていますよね。
一般的なごみと一緒に捨てても良いのか、粗大ごみとして業者さんに依頼すべきなのかを判断する必要があります。

特に粗大ごみのように、業者さんに引き取ってもらう場合は、引き取りの日を決めることになります。
しかし、引っ越しの繁盛期等の理由から、ごみの回収が日程通りにいかないこともありますので注意しましょう。

実際に、引っ越しの当日に手続きしたけれども、粗大ごみの回収が日程に間に合わず、遅くなったという事例も少なくありません。
なるべくならば、ごみを処分してから、すっきりした気持ちで新生活を送りたいですよね。

また、大きさや商品によって、必要となる費用は違います。
あまり引っ越しには費用はかけられないと、いう人もいるかもしれません。
費用面での負担が気になるような人は、リサイクルショップに売ってしまうというのも方法の1つになるでしょう。

これらが、引っ越しをする際に多くの人が面倒だと感じる手続きのポイントを押さえたものになります。
沢山ある手続きを、丁寧に行うことは大切ではありますが、実際には難しいこともありますよね。
大事なポイントを知ることで、短時間で作業できたり、上手く時間を活用したりして準備をすることができるようになります。

できる作業は早めにやっておくと、ゆとりをもって他の作業に集中することができますよね。
なるべくなら効率よく、かかる手間を少なくして、引っ越しにかかるストレスを少なくしていきましょう!

引越しの手続きのポイントまとめ

今回は、引っ越しの際に困らない手続きのポイントについてご紹介しました。
最後に、ライフラインの手続き以外で引越し後に必要な手続きの一例を、以下にまとめておきます。

住所の変更後に必要な手続きの一例
◆不動産管理会社への各種書類提出

◆住民票の転入届

◆転入先での印鑑登録

◆運転免許証の住所変更

◆自動車の住所変更

◆携帯(スマホ)の登録住所変更

◆NHKの住所変更手続き

◆各種金融機関の住所変更

◆クレジットカードの登録先住所変更

◆各種資格の住所変更など

上記リストを見ただけでも、引越し後の手続きは沢山ありますね。人によっては、手続きが更にあるかもしれません。
特に、初めての引越しの方は、こんなにもやらなくてはならない手続きがあるのかと挫折してしまいそうになるかもしれませんが、ポイントさえ抑えれば、思ったより簡単にできてしまいます。

引っ越しのどのタイミングで必要な手続きなのか、また、簡略化できる方法があるかどうかが重要になります。
本記事でご紹介した5つのポイントをふまえ、引っ越しの作業に関わる手続きや連絡方法、時期を押さえることで、ゆとりをもって作業することができます。

必要な手続きをリストアップし、手続きの期限を考えた上でスケジューリングしていくことが、一番のポイントです。
引越し後も多忙で、役所までなかなか行けない人であっても、手続きの中にはインターネットや、郵便物の提出で済むものもあるはずです。こういったものも是非活用していきましょう。